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自由気ままに:シェイクスピアの妖精劇における ジェンダー・セクシュアリティの表象としての歌と踊り
https://doi.org/10.34577/00004411
https://doi.org/10.34577/00004411dd874f5b-30f9-4efe-82f4-919e37c0bfd9
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2018-12-03 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 自由気ままに:シェイクスピアの妖精劇における ジェンダー・セクシュアリティの表象としての歌と踊り | |||||
言語 | ja | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Foot-Loose and Fancy-Free: Song and Dance as Representations of Gender and Sexuality in Shakespeare’s Fairy Plays | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | eng | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.34577/00004411 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
アクセス権 | ||||||
アクセス権 | open access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_abf2 | |||||
著者 |
SIMONS, Christopher
× SIMONS, Christopher |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 本稿はジェンダー・セクシュアリティの近世の解釈の文脈において、シェイ クスピアの2つの妖精劇、「夏の夜の夢」「テンペスト」における妖精の歌・踊 り・見世物の言葉を読み解くものである。本稿では、両劇における妖精の歌と 踊りのイメージと言葉が、家父長制の権威とヘテロノーマティヴな性的振舞い を掘り下げることによって、どのようにエリザベス朝とジャコビアン時代の ジェンダー・セクシュアリティ規範に異議を唱えているか、あるいは転覆させ ようとしているかを論証する。また本稿では、Regina Buccola のようなイギリ スにおける妖精の伝統の歴史と伝承についての、近年の重要な学説に着目す る。そこではアングロ-サクソン文学における" 妖精"という言葉の起源から、 " 妖精"という言葉の意味の中にあるジェンダーの不確かさ・多義性が探求さ れ、イギリスの妖精伝承におけるジェンダーとセクシュアリティとの関係につ いての広範な背景が提示されている。またそこでは、妖精文学が近世イングラ ンドにおける政治的・社会的・経済的なうつろいやすさ表象可能にしている か、ということについていくつかの例をあげて論評されている。「テンペスト」 においては、妖精の歌と踊りと見世物は、ジェンダーを覆うプロスペローの権 力の拡張として作用する。すなわち男性・女性という規範的な性的役割の強要 である。だがしかし、「夏の夜の夢」「テンペスト」どちらにおいても、妖精の 歌や見世物の言葉におけるジェンダーや性的なあいまいさ、多義性は、近世の 性的規範を転覆させるものである。 |
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言語 | ja | |||||
書誌情報 |
ja : ジェンダー&セクシュアリティ 号 12, p. 27-77, 発行日 2017-03-31 |
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ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 18804764 |