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  1. 大学紀要
  2. キリスト教と文化研究所
  3. 人文科学研究
  4. 第51号(2019.12)

A Historical Survey of the Musicological Researches on Korean and Japanese Cultures: Perspectives for a Future Cooperation of Musicologists in Asia

https://doi.org/10.34577/00004739
https://doi.org/10.34577/00004739
abfb405b-2722-48d2-bce5-5d548876f114
名前 / ファイル ライセンス アクション
02Tatsuhiko A Historical Survey of the Musicological Researches on Korean and Japanese Cultures: Perspectives for a Future Cooperation of Musicologists in Asia (703.9 kB)
license.icon
Item type 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1)
公開日 2020-09-23
タイトル
タイトル A Historical Survey of the Musicological Researches on Korean and Japanese Cultures: Perspectives for a Future Cooperation of Musicologists in Asia
言語 en
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
資源タイプ departmental bulletin paper
ID登録
ID登録 10.34577/00004739
ID登録タイプ JaLC
アクセス権
アクセス権 open access
アクセス権URI http://purl.org/coar/access_right/c_abf2
著者 Tatsuhiko, Itoh

× Tatsuhiko, Itoh

WEKO 7436

en Tatsuhiko, Itoh

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抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 1990 年代から続くいわゆる「韓流」ブームは、今も衰えを見せていない。
音楽学の分野においても、安田、閔による日韓の学校唱歌の共同研究を一
例として、その後も、植村、高、宗、藤井らの充実した研究が続いてい
る。今後は、日韓の関係だけでなく、欧米の影響を受けつつ近代化を実現
してきた他のアジア諸国の状況とも比較検討しながら、より広い視野での
アジアにおける文化変容の問題を論じることが必要であろう。今日の急速
なグローバル化の中で、音楽学には、さらに重要な役割と新たな展開が期
待されており、その意味でも、アジアの音楽学者が、対話を通して協力し
ながら、健全な未来を築いて行くことが望まれる。かつて1913(大正2)
年に発表された、兼常による朝鮮半島の伝統音楽の研究は、現地の音楽家
の協力を得て行われ、当時の政治社会的状況による限界はあるものの、一
つの理想的な学問的交流の態度を示す前例と言えるだろう。安田、閔、高
の研究による日韓の学校唱歌の詳細な継続的研究は、欧米、日本、韓国の
関係性の中で、1880 年代から1920 年代にかけて、どのように東アジアの
音楽文化が形成されたかを知る上で重要な業績である。1970 年代に発表
された、小泉による韓国音楽の研究において、韓国の遊牧民族に起源を持
つとされた「三拍子」の問題は大きな話題となった。日本では、一時はそ
の学説が受容されたかに見えたが、本来、アジアの学者によって広く議
論されるべきであった課題であろう。1980 年代以降は、韓国の多くの演
奏芸能が日本で紹介されて特に関心を集め、これは2000 年代に入ってか
らの、韓国の伝統音楽、ポップスに関する学問的関心の拡大に繋がった。
ウェスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラを通してのバレンボイ
ムの活動にも象徴されるように、音楽、そして音楽家は、敵意という壁を
容易に乗り越えることが出来る。音楽学的関心を通して平和を実現するた
めに、音楽学者がさらに協力して未来に向けて活動する必要があり、その
ために、日韓だけでなく、アジアの音楽学者が協働しなければならない時
が来ているのである。李王朝時代、朝鮮通信使を通して日本と交流してい
た詳しい記録が残されており、今日と同じように、国の違いを越えて、音
楽を含む、お互いの文物に人々は強い関心を持っていた。日韓の関係改
善が膠着している今だからこそ、相互の学問と文化の交流が重要なので
ある。
言語 ja
書誌情報 ja : 人文科学研究 : キリスト教と文化

号 51, p. 1-14, 発行日 2019-12-15
出版者
出版者 国際基督教大学
言語 ja
ISSN
収録物識別子タイプ ISSN
収録物識別子 00733938
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Ver.1 2023-05-15 10:47:21.934924
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