WEKO3
アイテム
日本人の成人学習者による項構造交替の第二言語学習
https://doi.org/10.34577/00001111
https://doi.org/10.34577/0000111181ccc159-3654-439f-a7fc-afd8f3f51216
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文(ELS) / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2003-03-01 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 日本人の成人学習者による項構造交替の第二言語学習 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | L2 Learning of Argument Structure Alternation by Adult Japanese Learners | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | eng | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
ID登録 | ||||||
ID登録 | 10.34577/00001111 | |||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||
ページ属性 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | P(論文) | |||||
著者名(日) |
倉光, 紀子
× 倉光, 紀子 |
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抄録(日) | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 本研究の目的は,ロバート・ブレイブローマン(Robert Bley-Vroman)によるFundamental Difference Hypothesis (FDH)の妥当性を実証的に検証することである.FDHによれば,子どもの第一言語獲得と成人の第二言語学習には共通点がほとんどない,これら2つは本質的に異なる,とされる.本研究では英語の母語話者と日本人の成人第二言語学習者の能力を所格交替というひとつの現象において捉え,その2つのグループのもつ文法の違いがどのような要因に起因するものかの分析を行った.実験結果は,成人第二言語学習者は第二言語の学習に複数の要因を持ち込むことを示唆し,成人第二言語学習者と母語話者の間のいくつかの決定的な違いを提示した.また実験結果から,成人第二言語学習者の所格交替の文法の特徴は,1)限られた普遍文法の利用可能性,2)主に連合機構(associative mechanisms)による学習,3)強固な学習者の母語の影響,の三点として要約された.これら三点は,どれも第一言語獲得の主な特徴とは一致せず成人第二言語学習者に特徴的であり,子どもの第一言語獲得と成人の第二言語学習は本質的に異なると主張したFDHを支持するものであった. | |||||
書誌情報 |
国際基督教大学学報. I-A, 教育研究 en : Educational Studies 号 45, p. 169-185, 発行日 2003-03-31 |