@article{oai:icu.repo.nii.ac.jp:00005510, author = {Hayman, Lorraine J.}, issue = {17}, journal = {ジェンダー&セクシュアリティ}, month = {Mar}, note = {本論文はドイツでデジタルリテラシーを学習している28人の女性難民と移民女性学生の経験を経験的定性データとして分析した。今回のマルチケースの女性研究ではアンケート、インタビュー、直接観察データを通して二つの研究問題を吟味した。第一に、対象の学生たちがデジタルリテラシーを身につけようとする動機は何か。第二に、デジタルリテラシーを学ぶ際の学生たちが経験したことと挑戦は何か。結果として、学生たちの動機は多様であり、過去や現在の経験と未来の目標に関連することが判明した。例えば、彼女たちは過去にハッキングされた経験があるため、サイバーセキュリティを理解しオンライン上で安全を確保しようとする動機があった。ドイツでの技術の進歩を目の当たりにしたことにより、学生たちはICTに関わる技術の向上を望むようになった。今後、学生たちはICT技術を活用して就職を支援したいと考えている。また、学生たちは、新しいICTに関わる技術を学ぶ上でいくつかの挑戦を経験する。マイクロレベルでは、学生のICTを利用する際の自己効力感が低下する。メゾレベルでは新型コロナウイルス流行時、学生たちは遠隔でICTに関わる技術を学習することに障壁を感じた。マクロレベルでは、彼女らは女性が高度なICTに関わる技術を身につけることができないという考えなどの性別固定観念を挙げた。本論文の結果は、デジタルリテラシー教育者と政策立案者がICTに関わる技術を学ぶ学生の背景と特性、環境、女子学生の性規範と構造的地位に注目しなければならないことを示している。}, pages = {1--26}, title = {「エンジニアリングまたはコンピュータサイエンスは男性に有利である」 : デジタル技術を学ぶ女子難民と移住学生の生活経験}, year = {2022} }