@article{oai:icu.repo.nii.ac.jp:00004405, author = {伊藤, 亜紀}, issue = {49}, journal = {人文科学研究 : キリスト教と文化}, month = {Dec}, note = {日伊国交樹立150周年にあたる2016年は、イタリアと日本双方で数多くのイベントがおこなわれたが、ヨーロッパ最古の大学として名高いボローニャ大学でも、この年を記念する国際会議が、10月24日、25日の2日間にわたって開催された。これは、歴史、政治経済、美術、文学、食物、モードの各分野における日本とイタリアの交流の歴史を、両国の研究者一名ずつが語るというものである(ただし美術に関しては、イタリア人研究者のみ)。講演者はボローニャ大学のマリア・ジュゼッピーナ・ムッツァレッリ(Maria Giuseppina Muzzarelli)氏と大阪市立大学の大黒俊二氏(歴史)、ローマ大学のマルコ・デル・ベーネ(Marco Del Bene)氏と千葉大学の石田憲氏(政治経済)、ボローニャ大学のジョヴァンニ・ペテルノッリ(Giovanni Peternolli)氏(美術)、ボローニャ大学のパオラ・スクロラヴェッツァ(Paola Scrolavezza)氏と東京大学の村松真理子氏(文学)、ボローニャ大学のマッシモ・モンタナーリ(Massimo Montanari)氏と奈良女子大学の山辺規子氏(食物)、そしてボローニャ大学のラウラ・ディミトリオ(Laura Dimitrio)氏と伊藤(モード)である(ただしディミトリオ氏の仕事上の都合により、会議当日は、ムッツァレッリ氏が彼女の原稿を代読した)。  以下に掲載したのは、ムッツァレッリ氏とディミトリオ氏、そして伊藤のおこなった講演の日本語訳、及び伊語原文である。とりわけムッツァレッリ氏の話は、1970年代以降に、ボローニャ大学を訪れた日本のイタリア史研究者の「記録」として貴重である。邦訳にさいしては、ムッツァレッリ氏と長年親交を深め、当時の大学の事情にも詳しい山辺先生と大黒先生から、多くの助言を賜った。厚く感謝申し上げたい。またこの会に先立つ10月21日、来日したディミトリオ氏の講演会(於:お茶の水女子大学。ボローニャでのものとほぼ同内容)を主催したお茶の水女子大学の新實五穂先生、さらには貴重な雑誌資料を閲覧させてくださった文化学園大学図書館にも、心より御礼申し上げる。}, pages = {1--2}, title = {〈講演録〉イタリアと日本──歴史、文学、食物、モード、美術における影響と交換── 序}, year = {2017} }