@article{oai:icu.repo.nii.ac.jp:00004354, author = {野本, 和幸}, issue = {48}, journal = {人文科学研究 : キリスト教と文化}, month = {Dec}, note = {フレーゲは、第一に、「数とは何か」という問いに対し、自ら考案した記号 言語により、史上初の高階述語論理の公理体系化を達成し、その論理的基礎か ら、数論全体を論理的に導出しようと試みた。第二に、その体系構成の「予備 学」として、日常のドイツ語をいわば「メタ言語」に用い、当の記号言語自身 の統語論についてのメタ的説明や、自らの論理的カテゴリー区分(対象と型つ きの概念・関係)、意味論的区別(意味と意義等)を解明し、第三に、全欧規 模で数学者・論理学者・哲学者と充実した誌上および書簡論争を行った。  以上の論理学・数学基礎論上の仕事に加え、フレーゲは意味と意義の区別を はじめ、現代の意味論・言語哲学の原型を与えた。}, pages = {55--101}, title = {G. フレーゲの論理・数学・言語の哲学}, year = {2016} }