@article{oai:icu.repo.nii.ac.jp:00003784, author = {小澤, 伊久美 and 丸山, 千歌 and 池田, 伸子}, issue = {11}, journal = {ICU日本語教育研究}, month = {Mar}, note = {文部科学省によって認証された評価機関による大学評価が法的に義務づけられて以来、 大学評価は主として大学の質保証を目的とした認証評価として展開されてきた。評価が 果たし得る役割は認証評価や説明責任に限らないが、大学評価においてはそれ以外を目 的とした評価の設計について、その重要性も必要性もほとんど議論されていない。 一方で、日本の大学の国際化が声高に提唱され、その中核を担う日本語教育担当部門は、 自らの貢献を明らかにして認知度を高め、その戦略的運営を検討する必要がある。その際、 大学国際化への貢献度を評価することが有効であると考えられるが、評価が大学経営に 有効に活用されている海外の評価事例に関する論文等を見ても、日本語教育プログラム の大学の国際化への貢献を評価した事例は管見の限りない。 そこで本稿では、大学評価の動向、そして大学の国際化と日本語教育プログラムの評 価を概観すると共に、これまでに試行した評価の取り組みを振り返った。そこから見え てきたのは、評価の設計の重要さと、貢献度を成果として評価する以外に、様々な形で 評価の手法を活用し得ること及び、それを通じて成果の評価を有効に実施するための土 台作りをする必要性である。また、開発型評価という評価も活用し得ることがわかった。}, pages = {31--41}, title = {日本語教育プログラムの大学国際化への貢献を評価する際の課題}, year = {2015} }