@article{oai:icu.repo.nii.ac.jp:00002955, author = {石生, 義人}, issue = {48}, journal = {国際基督教大学学報. II-B, 社会科学ジャーナル, The Journal of Social Science}, month = {Mar}, note = {P(論文), この論文は、アメリカ労働政策分野においてなぜ「鉄の三角同盟」現象が起 こっていないのかという疑問に答えようとするものである。DavidKnokeが収集 したデータを再分析し、1980年代の労働政策に関わった115の組織アクターの連 携にどのような特徴があったのかを調べている。具体的には、25の労働関違法 案にかかわる組織連携にどのようなアクターが含まれていたのかを分析し、(I) 経済団体、(2)労働省のOfficeof the Secretary、(3)下院の労働・教育委員会(共 和党議員)が複数の法案に関して連携をしていることがわかった。この連携は 「鉄の三角同盟Jの構造的特徴は有しているが、どの程度政策結果に影響を与え ているのかを調べてみると、これらの組織の政策方針と実際の政策結果が60%程 度しか一致していないことがわかった。つまり、「鉄の三角同盟」と呼べるほど の影響力を行使していなかった。その主な理由は、労働団体を中心とする連携 が、効果的な反対ロビー活動を展開していたからである。「鉄の三角同盟」現象 は、連携を組む反対ロピー活動によってその影響力が弱められるため、敵対す る組織連携がない政策分野においてのみ発生しやすいということが言える。}, pages = {1--18}, title = {Why lsn’t the U. S. Labor Policy-Making Process Characterized by the Dominance of Iron Triangles?: An Analysis of Policy Alliances in the 1980s}, year = {2002} }