@article{oai:icu.repo.nii.ac.jp:00002203, author = {宮崎, 幸江}, issue = {12}, journal = {ICU 日本語教育研究センター紀要, The Research Center for Japanese Language Education Annual Bulletin}, month = {Mar}, note = {P(論文), 日本語の対面会話における聞き手の相づち及び身振りの相づち(杉戸1989)としてのうなずき(以下「聞き手の行動」)は他の言語に比べて頻度が高く日本の文化や価値観を反映したものであると言われている。母語話者との接触場面が限られる言語環境(JFL)の学習者にとって,日本語らしい「聞き手の行動」の習得が困難であることは誰でも想像できる。しかし,日本へ短期留学することでJFL環境の学習者でも「聞き手の行動」を習得できたことを示唆する実験結果(宮崎2002)から,ICUのサマーコースのように海外からの参加者が多いプログラムで「聞き手の行動」を授業で取り上げることは意義があると考える。本報告は2002年サマーコースの中級(C4)クラスで「聞き手の行動」を学習項目とした2コマ(100分)の授業例である。授業はトップダウン方式ではなく,まず学生自身が他人の「聞き手の行動」を観察し(マルチメディアルーム使用),気付いたことを話し合い,続いて教師による説明,練習と進めた。さらに翌日の日本人ボランティアとのロールプレイを通して,「聞き手の行動」を繰り返し練習する機会を与え,会話の試験で「聞き方」を最終的に評価するという手順で指導した。}, pages = {45--62}, title = {「聞き手の行動」をどう教えるか ―サマーコース中級クラスでの指導例―}, year = {2003} }