@article{oai:icu.repo.nii.ac.jp:00002198, author = {鈴木, 庸子}, issue = {12}, journal = {ICU 日本語教育研究センター紀要, The Research Center for Japanese Language Education Annual Bulletin}, month = {Mar}, note = {P(論文), 上級以上の日本語学習者を対象に,電子辞書,朗読音声提示機能を添えた読解学習支援システム(CD-ROM版の電子ブック)を開発した。辞書は英語と中国語の訳,漢字語彙の読み方,例文,関連語彙を含む。朗読音声は,ややゆっくりした速度で専門家によって読まれたものを電子化し,読解の過程で自由に聴くことができる。ほかに,学習時間,検索した単語,音声提示機能の利用状況をフロッピーディスクに自動的に書き込むことができる(学習履歴)。学習ストラテジーや文型,単語を印刷教材で学習できるようマニュアルを準備し,また読解中に検索した単語は,のちにハードコピーとして印刷できるよう自動的に保存される。本研究では,この教材を利用して朗読音声を聞きながら読解を行うことで,聴解能力が向上するかどうかを明らかにするため,学習実験を行った。その結果,ディクテーションの結果が向上することが示された。また,学習履歴を分析したところ,学生は継続的な読書ではなく事後テスト直前にまとめて読むケースの多いことがわかった。継続的な読書のためには,自律性のみに任せるのではなく,外からの支援を工夫する必要があると考えられる。}, pages = {1--13}, title = {マルチメディア教材の学習効果に関する研究 ―読解過程における朗読音声の提示について―}, year = {2003} }