@article{oai:icu.repo.nii.ac.jp:00001283, author = {西村, 馨}, issue = {50}, journal = {国際基督教大学学報. I-A, 教育研究, Educational Studies}, month = {Mar}, note = {P(論文), 本稿では心理療法で起こる相互作用に包含されたさまざまなフィードバックの働きを検討した.反射技法が果たす機能の中には,背景としての安全感を保証すること,自己の延長物となること,そしてそのプロセスが個人の情動としての身体的反応を活性ィヒすることがある.また,安全感の保証という潜在的過程は自己状態の基盤的層となっている.相互作用の領域あるいはシステムには言語,象徴,身体という3種類があり,多元コード理論を用いてその働きを明確化した.情動の情報処理に関わる階層的なシステムにおけるフィードバックの内的過程は,治療場面での相互作用におけるさまざまなコードによる外的フィードバックと対応して展開する.その安全感の展開を作り出す基盤として個人の自己空間イメージが,流動的に変化しつつ作用しているよ事例を通して,治療場面で生じるそのイメージのさまざまな言葉が情動の活性ィヒと変化のための大きな力を持っていることを示した.最後に,自己空間イメージの視点から治療への示唆を行った.}, pages = {139--151}, title = {心理療法におけるフィードバック機能と自己空間イメージ}, year = {2008} }