@article{oai:icu.repo.nii.ac.jp:00001216, author = {佐野, 予理子 and 黒石, 憲洋}, issue = {48}, journal = {国際基督教大学学報. I-A, 教育研究, Educational Studies}, month = {Mar}, note = {P(論文), 本研究は,友人との実際の競争状況における競争相手への認知および感情について,また一般的な競争概念がどのように捉えられているのかについて検討した.その結果,競争に従事しているときは自分の成績を上げることに関心を持っていたが,勝敗意識に伴い競争相手の感情の推測や相手との関係性への懸念が生じたことが報告された.こうした傾向は,競争による勝敗にフォーカスすることによって優劣が意識され,それは関係性の崩壊を導くど考えられたためであると解釈できる.また,競争概念は選別や優劣など多様な視点から認知されていたが,どのように競争を認知しているにせよ,競争の主要な機能として能力を伸ばすことが挙げられた.そして,競争をどのように捉えているにせよ,競争は自分の能力を高める点でポジティブに評価されたが,不安感に関連したり人間関係を悪くしたりするというネガティブな側面からも評価されていた.}, pages = {143--149}, title = {現実場面における競争(2) : 面接データに基づく競争概念の再検討}, year = {2006} }