@article{oai:icu.repo.nii.ac.jp:00001081, author = {富山, 真知子 and 山本, 貴美枝}, issue = {44}, journal = {国際基督教大学学報. I-A, 教育研究, Educational Studies}, month = {Mar}, note = {P(論文), 持っていた言語を失う事,すなわち「言語喪失」(language attrition)の現象はさまざまである.病理学的理由による失語症のような場合もあれば,歴史的,政治的,社会的理由による言語の消滅もある.また,自然な状況下でも言語は失われる.授業で習った外国語を使わないでいると忘れてしまうのも,言語喪失の現象の一環である.言語の喪失を,主として心理言語学的な立場から研究するという分野は,1980年にペンシルベニア大学で開催された会議に端を発するが,この20余年来,研究分野も細分化され,研究者も地域的に広がって急速に発展を見せている.本稿は言語喪失の心理言語学的研究の中で,「第二言語喪失」(second language attrition)に焦点を当て,主要な文献をリストしている.心理言語学的な立場から構成されているので,社会学的な文献,例えば「言語の取り替え」(language shift)や「言語の死」(language death)に関するもの,さらに,病理学的なもの,加齢によるものなどは含まれていない.また,心理言語学的なものでも「第一言語の喪失」(first language attrition)及び「言語の再学習」(language relearning)はその範疇外である.しかしながら,第二言語喪失にも深いかかわりのある知見が得られる文献は「第一言語の喪失」の分野に限って掲載した.言語喪失の分野にあまり造詣の深くない読者を念頭に置き,一部を除き,入手しやすい文献の掲載を留意してある.}, pages = {177--187}, title = {第二言語喪失:主要文献}, year = {2002} }